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美味しいサンドイッチの作り方
第15章 ふたり…きりの…おうち

「やぁあぁあん♡…だめっ
だめっ…終わった…ばっかり…
だからあぁ、動かしちゃ…だめっ♡」

自分の身体が敏感になり過ぎて
翔にそうされて…甘イキって
やつを…してしまっていて…。

そのまま…、私は感じすぎて
沢山…イってしまったから…か…。

疲れちゃって…寝落ち…しちゃって…。

その先の事は…覚えてないけど…。



ーーー
ーー



……あの後…しばらく…
眠ってしまってた…みたいで…。

あれから…どれぐらいの時間
自分が寝ちゃってたのか
自分でも…わからないけど…。

おトイレにも行きたいし
喉が声出し過ぎてカラカラで。
それに…お腹もペコペコで…。

身体をベッドから起こして
部屋の中の学習机の方を見ても
翔の姿はそこにな見当たらなかった。

脱いだ服を身に着けて、
翔と光の部屋を出ると
階段を降りて下に向かった。

キッチンの方に喉が渇いてたし
お茶を飲みに行ったら、
キッチンに翔の姿があって。

『なゆた、目が覚めたんだね。
今お昼ご飯用意してるから、
食べられるようになったら声かけて』

スパゲッティを茹でた香りが
キッチンに残っていて。
それに…ベーコンを炒めた
食欲をそそる匂いが混じっていて。

「もしかして…ッ」

『そうそう、簡単に牛乳と卵で作る
カルボナーラ…だけどね?途中まで
用意してあるからなゆたが
食べられるよってなったら仕上げるから』

出来立ての一番おいしい状態で
食べられるようにしてくれる
つもりで用意をしてくれていて。

「すぐっ…おトイレ…行って来るッ」

おトイレに行って戻って来ると
テーブルの上に冷たい麦茶も
グラスに注いでくれていて、
お代わりも居ると思ったのか
冷茶のボトルも横に置いてあったから。

ダイニングテーブルの指定席に
座るとグラスのお茶を
一気に飲み干して喉の渇きは
まだもっと飲みたいって
水分を欲していたから。

空になったグラスに冷たい
麦茶を注いで…。
ゴクゴクと喉を鳴らしながら
冷たい麦茶を流し込んでいく。

『そう言えば…さっき、
光からLINEが来てたよ。今日は
夕方から水族館に行って…夜は
『.A』に3人で泊まろうって』

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