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美味しいサンドイッチの作り方
第12章 きらめき臨海HANABIナイト
バーの中には…樹さんと
私と光だけに…なる。
『はぁ…、…翔様様…だよ…。
あの人…うちの常連さんなんだけど
毎回、僕の事…持ち帰ろうと
して来るから…困ってたんだよ…』
『奥さん居るからって
樹さんも…断ればいいじゃん』
『それは…最初に言ったし
指輪もずっとしてるのに、
全然…引いてくれないんだって…。
さて…そろそろ…大人の時間に
なる頃だし……光達も…
お家に帰らないと…ね?』
と……バーから追い出されるみたいに
帰る様に促されて、ドリンクの
お金は支払わせて貰ったんだけど。
『樹さんは…、ああ言ってたけど、
なんか…俺等に…気ぃ遣って
くれたのかもな。翔なりに』
あの隣に座っていた
女性と翔が会話をしていた時の
雰囲気とかに…光と同じように
私も違和感を感じていて。
昨日の…オートキャンプ場での
夜に言っていた翔の言葉を
私は…光と手を繋ぎながら
歩く…帰り道で思い出していた。
えっち…するのは…光は
自分よりも…おチンチンが細い
太さは標準サイズ…ぐらいの
翔が先の方が…私の身体の負担が
少ないだろうからって…。
でも…翔は…光と先に…した方が
いいと思うって…言ってくれて
結局…昨日は…キャンピングカーに
3人でお泊りしたけど…
最後まで…はしてなくて…。
この…3日間で…光との…距離は
大分…近くなった感じはするけど、
翔との距離は…身体の距離は
光と同じ位に…近くなっては
居るには居るけど…、心の距離は…
ある程度の…距離感を感じる感じで。
私と光に対する遠慮…みたいなのを
翔からは…感じる時がある。
花火大会の会場である
臨海地区行くのに…通った道と
同じ道を通って…桜坂町にある
日下部家に向かって帰って行く。
来る時は…3人で通った道を
光と…2人だけで歩いていると
そこに…翔が居る様な…
そんな風にも…感じてしまって。
なんだか…ちょっと…寂しく感じる。
『翔は……、夏稀が…交通事故で
死んでから……、誰かの事…
好きになることを…極端に…避けて
人との距離を取るようになっちまった。
俺は…生まれた時からずっと
翔と一緒だから…俺との関係は
変わらな…い…んだけど……でも…』

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