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美味しいサンドイッチの作り方
第12章 きらめき臨海HANABIナイト

『……初めて…かよ…、
悪かったな…罰ゲームとは言え。
初めて…奪うような真似しちまって』

「観覧車…乗るの…久しぶりだし、
こんな風に観覧車から夜景
観てたらなんか…デートみたいだね…」

『……いいのかよ…んな事
俺に…言っちまっても』

と…いつもの声より…
低い声で…光が言って来て、
光ってこんな声で…話す時
あるんだって…思いながら。

隣に座っている光の方を見ると。

じっと…こっちを見ている
光と視線がぶつかる。

その…私の顔を真っすぐに
じっと見つめる…その目に、
ドキドキしてしまって…
光って…こんな…カッコよかった…け?

それは……こんなデートみたいな
シチュエーションのせい?
それとも光が浴衣姿のせい?

光との距離が近くて
狭いゴンドラの中で
距離を離そうとしても…、
すぐに距離をそれ以上に詰められて。

『勘違い…させたの…は…
お前の方…だからな…。
なゆ…、お前は…大人しく
俺に…キス…されとけよ…』

煽ったのは…勘違いをさせて
来たのは…私だと…、
そう光に言われて…。

ちゅぅ…と…唇が…
私の唇に重なって来て…。
目を…閉じるタイミングを
失っちゃって…キスしながら…
見つめ合ってた…私の瞼を
光の手が…閉じさせて来て。

観覧車が……いつ…のタイミングで
一番上に…来ていたのかとか、
光のキスに…応じるのに
必死になってて…情熱的な
光からのキスに…溺れて…しまいそうで。

「んんんぅ…ふっ…はぁ…あっ…ん」

『なゆ……、家…帰ったら…
俺の部屋…に…来いよ…』

「でっ…でも…翔…は?
翔…お兄ちゃんは…どうするの?」

光の言葉の意味は私が受け取った
意味で…合ってる気がする…。

『リビングでも書斎でも…、
他にも部屋ぐらいあるだろ?
それに…俺が先でいいって
言ったのは…俺じゃなくて
翔の方だからな?』

それは…確かに…昨日の夜に
キャンピングカーのサブベッドの上で
翔が確かに言っていたけど…。

今夜……光と…、
えっち…するんだ…って
そんな風に…思うと…余計に
緊張してしまってドキドキする。



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