この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
美味しいサンドイッチの作り方
第10章 きらめき山牧場

抱えないと持てないほど大きな
サイズの羊さんを抱えて
きらめき山牧場を後にして。

私のカピバラの可愛いサイズの
ぬいぐるみは翔が持ってくれて、
私はバス停まで特大羊のぬいぐるみを
抱えながら歩いて。

バス停からケーブルカーの
山頂駅ね向かうバスに乗り込んだ。

バスに揺られながらもふもふの
羊のぬいぐるみをもふもふして
そのくりくりとしたカワイイ
羊さんのお目目を眺めながら。

いい子いい子して頭をなでたり
ぎゅっと抱っこして
そのもふもふの柔らかい
ボディを堪能したり…こっそりと
楽しんでいた…んだけど。

『それ…、気に入ったみたいだな』

私が羊のぬいぐるみと
戯れている所を…、
ばっちり…光に見られていて。

「みっ…見てたの…?」

『ベっ、別に…
お前見てたんじゃねぇし?
窓の外の景色見てたら、
たまたまお前がそいつと
イチャついてるのが窓に
反射して映ってただけだからなッ』

「でも……、これ…ありがとう…。
大事にするね…、光お兄ちゃん」

『なゆ…、俺とお前と歳
1個しか違わねぇし、その
お兄ちゃんって言うのナシにしろ』

「え、えっとぉ……
ありがとう…、光くん」

とお兄ちゃん呼びをやめろと
光に言われたので、くん付けに
して言い直したんだけど、
光は納得が出来てなそうな顔をしていて。

「くん……じゃ…ダメ…だった?」

『……呼び捨てで…いい。
俺もなゆの事、なゆって呼んでんし』

「あ、ありがとう光」

そう呼び捨てにして言い直すと
光が口の端を曲げて笑って、
満足そうな顔をしてたから。
これで良かったみたい。

ケーブルカーの山頂駅について
またケーブルカーに乗って
今度は光も下側と言うか
降りるから前になるんだけど、
進行方向側が良いというので。

3人で先頭の部分の窓に
張り付いて立ちながら。
山を凄い速さで降りていく
ケーブルカーからの景色を楽しんだ。

『アクアリアにも…行きてぇな』

アクアリアって言うのは
臨海地区にある
きらめき臨海水族館
アクアリアKIRAMKIの事で。

水族館で今時な感じの
デジタルアートと水族館を
融合したスタイルの水族館だ。

/299ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ