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女園のシキタリ
第2章 入寮の儀式

 「…なら、悪いけど…男子の方も身体検査を始めていくから、
今着ている服を全部脱いで、丸裸になってくれるかしら?」

…と棒勃ちの私達に対し、年下の女子から情け容赦ない指示が飛んでくる…

 「…」

覚悟はしていたが…やはり、思った通りの展開だった…

 「アラ…どうしたの?やっぱ、年下の女子の前で裸になって魅せるのは恥ずかしいの?」

ニヤニヤとイヤらし笑みを浮かべ、8人の女子が動けずにいる男達の顔色を伺っている…

無論、恥ずかしくない訳がない…

 「でも、貴男達もこの部屋に入って来る時、
ソッチのパーテンションで遣ってる女子の後ろ姿をしっかり見てきたわよねぇ?」

確かに、一瞬のことだったが、あの同学年の女子の綺麗なお尻の並んだ光景は、
男達の目と脳裏に鮮明に焼き付いていた…

 「まぁ、コッチも鬼って訳じゃないし、無理にとは言わないけど…
ただ、この身体検査は昔からこの女子寮に代々伝わってる伝統的な儀式で、
ココにいる全員が一年の時に受ける洗礼みたいなモノなの。
ココで丸裸になった自分を魅せる覚悟のない人は、寮の一員として認められないから、
今すぐ、荷物を纏めて寮から出て行ってもらうことになるけど、大丈夫かしら?」

『出る』か『脱ぐ』か…二択を迫られ、男達は皆、口籠る…

大丈夫な奴など、ココには独りもいやしない…

誰だって、入学式を明日に控え、遠路はるばるやって着たばかりの長い道のりを
そのままトンボ返りする訳にはイカないのだから…

 「フフッ…別にそんな恥ずかしがらなくてもイイんじゃない?
この後、寮に入れば、今日の夜にでもお風呂場とかで嫌でも顔を合わせて
お互い裸の付き合いをするんだし、それがちょっと早くなっただけのことよ」

 「そうそう…それに今ココには女しかいないんだから、
温泉の女子風呂とかで一緒に脱いで、裸を魅せ合うって考えれば、
そんな恥ずかしくもないって」

女子達の方は、こういった先輩連中の詐欺師張りの巧みな口車に乗せられ、
一足先に丸裸にさせられてしまっていたのだった…

理由はどうあれ、女子が皆、泣く泣く下着を脱ぎ、
生まれたままの姿を曝け出したのであれば、
自分達も慣例に従い、脱がない訳にはイカないだろう…

こうして、8人の女子が周りを取り囲み、注目する中、
男達は嫌でも、自ら服をゆっくりと脱ぎ捨てていったのだった…
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