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第28章 キャンプでセックス（３）

　……あ、これ炭酸だ。でも美味しいからいっか。


「陽菜ちゃん、まだまだ花火あるからおいで〜」

「はーい」


　私はお姉さんたちと一緒に手持ち花火で遊んだ。パチパチと鮮やかな色の花火が弾ける。遊んでたらまた喉が渇いてニ本目の缶ジュースをもらった。


「ふう、休憩」


　私は近くのベンチに座った。みんなはまだ花火をして楽しんでる。


　楽しいな……。大翔お兄ちゃんの会社の人たち、みんな優しいし、見ていて大翔お兄ちゃんはみんなから愛されてるんだなぁって思った。特に三島さんに。


「ふふっ、お兄ちゃん大丈夫かな」


　私は缶ジュースをごくごく喉に流し込んだ。


「なんか暑いなぁ」


　私は半袖ブラウスのボタンを三つ外した。立ち上がると、ちょっとふらついて誰かにぶつかってしまった。


「……あ、すみませ」

「あれぇ？　陽菜ちゃん？」

「あ、三島さん〜？」

「陽菜ちゃん、ちょうど良かった。俺と一緒に飲もぉ！」


　そう言って三島さんは私の手を引っ張ってベンチに座った。


「はい、ジュース」

「ありがとぉございます」


　私は三島さんがくれた缶ジュースをごくごく飲んだ。