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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第27章 キャンプでセックス(2)
「それじゃあ、あの写真なんですけど……破棄してくれますか?」

「ああ、あれね……」


 静江さんは少し考えこむと、口を開いた。


「私はどうでもいいけど、直樹がどうするかわからないわね」

「え?」

「破棄してほしかったら交渉しに行ったら? わかるでしょ、住所」

「……っ」

「大丈夫よ、陽菜ちゃん。直樹は私のセフレだもの。未成年には手を出さないわ」

「……」

「頑張ってね、陽菜ちゃん」


 静江さんはニヤリと笑うと、コインランドリーから出て行った。


「……ふうっ……」


 私は安堵の息を吐き、ベンチに座った。そして鞄からスマホを取り出して、動画の停止ボタンを押した。
 

 これで静江さんの言質が取れた。
 初めて証拠を残すことができた。


「良かったっ……」


 私は乾燥が終わると、急いでコテージに戻った。そして静江さんの言質が取れたことを話すと、家族みんなでそれを聞いた。


「うわっ、悪女かよ」

「まさかここまでだったとはな……」

「陽菜、頑張ったね。これだけ証拠があれば、もう大丈夫だよ」


 私はお父さんたちと一緒に安堵した。でもお父さんの酷い言われように悔しくて泣いてしまった。




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