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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第27章 キャンプでセックス(2)
 乾燥機付き洗濯機を見ると、残念なことにすべての台が使われていた。


「オレが使っているのがもうすぐ終わるから、あと五分待ってくれ」


 一ノ瀬さんがさりげなく声をかけてくれる。


「ありがとうございます」


 私は一ノ瀬さんが座っているベンチから離れて座ったけど、会話がないと時間経つのが長く感じることに気づいた。


「さっきは本当にすまなかった」

「え?」

「服を汚してしまったこと」

「あっ、大丈夫ですよ。ぶつかったのは仕方ないことだし……」

「そうか、ありがとう」


 そう言うと、一ノ瀬さんは微笑んだ。


「……」


 あっ、この人……怖そうって思ったけど、こんなふうに笑うんだ。


「君は、高校生?」

「あ、はい。17歳です」

「若いな。何か部活とかやってるのか?」

「あ、いえ……。えっと、私……学校行ってなくて……」


 私がそう言うと、一ノ瀬さんは驚いた顔をしたあと「そうか」と一言だけ呟いた。


 もしかして、何か問題があると思われたかな。まあ、そう思われるのはよくあることなんだけど……。




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