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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第26章 キャンプでセックス(1)
「陽菜、親父呼んでこいよ。俺は兄貴を呼んでくるから。俺たちもそろそろキャンプ楽しもうぜ」

「うん」


 私は真人お兄ちゃんの言葉にドキドキした。計画がうまくいったということは、私はお父さんたちと……。


「お父さん」


 私はお父さんの近くまで行って声をかけようとした。でも突然振り返った男性とぶつかり、男性が持っていた紙コップの中身を胸元にかけられてしまった。

 
「すまない! 大丈夫か?」

「!」


 私とぶつかったのは、一ノ瀬さんだった。遠目で見たよりも遥かにイケメンで、静江さんが食いつくのも納得の人物だった。


「陽菜、大丈夫かい?」


 お父さんがすぐに気づいてくれて、前開きのポロシャツを脱いで私にかけてくれる。


「待ってくれ、服を弁償させてほしい」


 一ノ瀬さんはそう言うと、ポケットから財布を取り出そうとした。


「いいえ、大丈夫ですよ。すぐ乾きますから」


 そう言ったのはお父さんだった。


「しかし……」

「あなたがこの子に優しくすると、逆恨みして危害を加える人間がいるのでね。気にしないでください」


 私は思わず周りを見渡した。そして遠目からこっちを睨んでいる静江さんと目が合った。





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