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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第25章 家族会議

『静江には償っていくつもりだ。お金で解決するわけじゃないけど、慰謝料を渡した』
「慰謝料ね……。でもあの女の目当ては親父だろ? これじゃあ、あの女の思う壺じゃねーか」
『……』
「親父は何考えてんのか知らねーけど、あの女と会ってるみたいだし……。なんか隠してるような気がするんだよ。兄貴ならわかるだろ? 親父がどれだけ陽菜を愛してるか……」
『……ああ、そうだな。ずっと俺たちはそれを見てきたからな』
「そんな親父が、あの女に簡単に心変わりするとは思えねーよ」
二人の会話を聞いて、なんだか戸惑ってしまう。お父さんがどれだけ私を愛しているかを二人とも目の当たりにしてきたなんて……。
「兄貴、明日うちに来いよ。親父と四人で話そうぜ」
『わかった。何時に行けばいい?』
「昼に来いよ。どうせ離婚してからろくなもん食ってねえんだろ?」
『ああ、そうだな。陽菜の手料理が久しぶりに食べたい』
「てことで、陽菜に代わるわ」
私は真人お兄ちゃんからスマホを受け取った。
『陽菜、明日行くから』
「うん、待ってるね」
私は少しホッとして電話を切った。
「慰謝料ね……。でもあの女の目当ては親父だろ? これじゃあ、あの女の思う壺じゃねーか」
『……』
「親父は何考えてんのか知らねーけど、あの女と会ってるみたいだし……。なんか隠してるような気がするんだよ。兄貴ならわかるだろ? 親父がどれだけ陽菜を愛してるか……」
『……ああ、そうだな。ずっと俺たちはそれを見てきたからな』
「そんな親父が、あの女に簡単に心変わりするとは思えねーよ」
二人の会話を聞いて、なんだか戸惑ってしまう。お父さんがどれだけ私を愛しているかを二人とも目の当たりにしてきたなんて……。
「兄貴、明日うちに来いよ。親父と四人で話そうぜ」
『わかった。何時に行けばいい?』
「昼に来いよ。どうせ離婚してからろくなもん食ってねえんだろ?」
『ああ、そうだな。陽菜の手料理が久しぶりに食べたい』
「てことで、陽菜に代わるわ」
私は真人お兄ちゃんからスマホを受け取った。
『陽菜、明日行くから』
「うん、待ってるね」
私は少しホッとして電話を切った。

