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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第21章 先生の部屋
 男性はお父さんみたいに優しそうな顔をしていた。


「お父さんを待っていて……」

「お父さん? ……ああ、もしかして約束すっぽかされたのかな?」

「……?」

「俺も約束をすっぽかされてね、良かったら家まで送ろうか? 傘も持ってないみたいだし、風邪引くよ」

「え……? でも、知らない人にご迷惑おかけするわけにはいかないので……」


 そこまで言って、不覚にも私のお腹が鳴ってしまった。男性はクスッと笑う。


「お腹も空いてるみたいだね。良かったら一緒に食事しない? 奢るよ」

「えっ……、そんなこと……」

「いいから、いいから。おじさんの一人飯に付き合ってよ」


 男性は強引に私の腕を引っ張ると、駅のロータリーに停めていた車に押し込もうとした。


「あの……、やめてくださいっ……」

「一万でどう?」

「え……?」

「君、パパ活してるんでしょ? 君みたいな可愛い子をキャンセルするなんて、もったいない。だから俺が代わりに君のパパになってあげるよ」

「!?」




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