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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第12章 浴衣でお祭りデート
「うわっ? なんだこれ、精液?」


 指を挿れていた男が、自分の指の匂いを嗅ぐ。
 

「うえっ、やば! こいつ、すでに中出しされてやがる!」

「マジで!?」

「うわっ、かき混ぜるとすげぇ出てくる! 誰だよ、こんな中出ししたのはっ……」

「俺だよ」


 ふと、低い声が静かに響いた。


「……は? 今なんか言ったか?」

「いや、なんか、俺だよってどっかから聞こえて……」


 瞬間、私の足元にいた男が吹っ飛んだ。


「なっ……!」


 ライトを持っている男があちこち暗闇を照らす。そこでちらりと見えたのは、仁王立ちした真人お兄ちゃんだった。


「お兄ちゃんっ!!」


 私は力いっぱい叫んだ。


「は? お兄ちゃん?」


 ライトを照らしている男が首を傾げる。


「俺の妹に……何してくれてんだ、てめぇらァ!!」


 真人お兄ちゃんのバックに、怒りのオーラが見えたような気がした。真人お兄ちゃんは暗闇の中で三人の男たちを殴りまくる。




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