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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第11章 モニターのバイト
「まさか本当に痴漢に遭ったとは……陽菜の甘い匂いに誘われたのかな?」

「お父さん……」

「そのまま帰したら、またコバエが寄ってきそうだね。陽菜、少し休憩していきなさい」


 お父さんは「おいで」と言うと、会社のビルの中へと入って行った。私は黙ってお父さんの後をついていく。受付を通り過ぎて、エレベーターに乗って、商品企画開発部と書かれた部屋に入った。


「あっ、水嶋部長。午後の会議の件ですが……ん? その子は?」


 スーツを着た若い男の人と目が合った。


「少しの間、モニタールームを使用するよ」

「えっ、ああ……今日のバイトの子ですか?」


 お父さんは何も答えず、奥の部屋にあるモニタールームに入って行く。私はペコッと頭を下げて、お父さんの後を追った。
 

 モニタールームに入ると、大きなベッドが目に入った。ベッドの周りの棚には、この会社で作られた商品なのか、アダルトグッズが沢山置かれていた。


「お父さん、ここって……」


 そう言いかけた時、お父さんが「しーっ」と言いながら私の唇に人差し指を当てた。


「ここではお父さんと呼んじゃいけないよ。陽菜はモニターの仕事を受けに来たバイトだからね」

「えっ……」



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