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大きなクリの木の下で
第13章 刑事 真垣幸太郎

ショックで呆然としている静香を見下ろして
「なに?動けないほど気持ち良すぎて痺れちゃったかい?」と
真垣は満足げに額に浮かべた汗を手の甲で拭った。

「いっぱい喘いでいたから喉が乾いたでしょ?
水でも飲むかい?」

真垣の表情には女を逝かせたという満足感で
事後処理もせずにペニスの先から精液の残り汁を垂らしながらベッドから降りて冷蔵庫へ向かってゆく。

「私、中に出さないでって言ったよね?」

怒りが抑えきれず静香の唇はわなわなと震えていた。

「あん?そうだっけ?
妊娠しないよ、僕は無精子症だからね
ほら、俺たち未婚者だし、入籍を視野に交際しないか?」

「あんたなんかと結婚する気はないわ」

「どうして?あんなに体の相性もバッチリだったじゃん」

「女の事を大事に扱えない男なんて最低だからね!
無精子症か何なのか知らないけど、
出さないでって御願いしたんだから約束を守ってくれなきゃ!
あんたには大人のおもちゃで一人よがりのオナニーがお似合いよ!」

冷蔵庫を開けてミネラルウォーターのボトルを取り出しながら、静香の言葉に真垣は怪訝そうに首をかしげた。

やってらんないわ!と
静香は脱ぎ捨てたパンティーを拾い上げて足を通した。

「えっ?なに?もうお仕舞い?
俺、ちょっと休憩したらもう一発は出来るよ」

その言葉を無視して、静香は黙々と着衣を済ませてゆく。

「サヨナラ!もう金輪際会うこともないでしょうけど!」

えっ?おい!ちょっと待てよ!という彼を振り払って静香は彼の部屋を後にした。
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