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大きなクリの木の下で
第13章 刑事 真垣幸太郎

「じゃあ…挿入させてもらいますね」

そう言うと肉棒をつかみ、強引に膣穴に入れてくる。

『もっと気持ちよくしてからにして欲しいのに…』

静香としては、こんなにすぐ挿入してくるとは思ってもみなかった。
竹本さんなら、ペニスで陰唇をくすぐったあと、
69の態勢になって思う存分に乱れさせてくれるのではないかと思えた…

竹本と比べてはいけないと思いながらも、
よく似た体格だからこそ、静香は真垣に竹本をダブらせていた。

「すごい気持ちいいよ…」

挿入してしまえば、後は突きまくるのみというか、
色々な体位で、挿入角度を変えて静香の女性自身を味わうこともせずに、必死に腰を振りまくり、子宮を突き上げるのみが男に課せられたセックスだとばかりに壁をこすりあげる。

静香は枕をぎゅっとつかみ、早く終わってくれないかしらと思いながら、不快ゆえに眉間にシワを寄せて耐えた。

それが真垣には快感に耐えているのだと受け取ってしまう。

『何度イッても俺は容赦しないからな』

自分の性技がうまいばかりに静香を喘がせているのだと
真逆の解釈をしてしまう。
夢中になって腰を振り続け、膣外射精の約束も忘れて
たまらず彼は静香の中に放出してしまった。

『中に出された?』

ショックで静香はしばらく動けずにいた。
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