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大きなクリの木の下で
第13章 刑事 真垣幸太郎

「今ならすごく感じるの、お互いに気持ちよくなりましょうよ」
静香はベッドから降りるとソファの前にひざまずいて、そそりたつ真垣のイチモツを握りしめて濃厚なフェラチオを施してあげる。
「うう…気持いい…」
真垣が呻く。
本当に気持ちが良いのだろう、口の中に我慢汁のヌメリと、やや生臭い味がひろがる。
「そ、それ以上は…」
射精しそうだった。
フェラチオだけで逝かされるなんて、彼女に早漏と思われたくなくて静香の肩を優しく押してフェラチオから解放させてもらった。
『ねえ、ゴム、あるかしら?」
ゴム=コンドームの事なんだなと理解できたが、
彼女もいなくて、虚しくオナニーばかりする独身者にそのようなモノは必要なかったので避妊具など一切買い置きしていない。
それに、避妊具が不要なのにはもう一つの理由があった。
「ごめん、ないんだよ」
正直に詫びる真垣。
「童貞坊やじゃないんだからタイミングはわかるよね?
ちゃんと逝く前に抜いて膣外射精するって約束してくれる」
「もちろん!」
「いいわ、じゃあ早く!!」と挿入を催促した。
「ひぃひぃ言わせてやるからね」
そう言うと、きっとアダルト雑誌の特集で学んだのだろう。
ペニスの先端でクリトリスをグリグリしてくる。
気持ちいいけど、出来れば素股の要領で陰唇をペニスの肉茎でかすめて、クリトリスは亀頭の先でほんの少しグリグリしてくれる方がいい。
激しい愛撫も、きっとAVの見すぎだわと
女慣れしていない独身男のセックスって優しさが足りないわねと、静香は喘ぐ演技をしながら心が冷めていた。

