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大きなクリの木の下で
第13章 刑事 真垣幸太郎

抱きしめられてわかった頑強な体…
愚直と言っていいほどのまっすぐな心…
『似てる…この人、竹本さんに似ているわ…』
ならば、もしかしてアッチの方も竹本のように大きいのだろうか?
真垣を仮想竹本として体は真垣に抱かれようとも
心は竹本の事でいっぱいだった。
彼の股間におもむろに手を伸ばしてみた。
「早く君を抱きたくてピンピンだよ」
竹本並のビッグなイチモツを想像していただけに、
人並みの大きさに、今、自分を抱きしめているのは竹本ではないと認識させられる。
自分から股間に手を伸ばして真垣を求めたのだから
彼を喜ばせてあげなきゃと、吐息を漏らして「ほんとすごい…」と言ってあげた。
「こいつが君の膣(なか)に入るんだよ」
興奮した真垣が耳元で囁き、首筋にキスの嵐を打ってくる。
「想像しただけで体が熱くなっちゃっう」
静香から誘ったようなものだし、
ここは彼にひとときでも幸せな気持ちにしてあげようと思った。
「君のも触らせて…」
真垣の手がスカートを捲りあげてパンティーの上から割れ目をまさぐる。
「うわっ!もうトロトロじゃん」
彼に義理で抱かれてあげようと思っていたが、
体はバカ正直に男を受け入れる態勢になってしまっている。
『久々の生身の女性だ…!』
彼女にフラれて1年半のムラムラが一気に爆発してくる。
焦る気持ちが愛撫が拙くさせる。
『下手だわ…』
こんな触りかたなら自分で触る方が気持ちいい。
「ねぇ、女のオナニーって見たことある?」
彼に任せるより、自分で触って体に火を付けたいと思った。

