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大きなクリの木の下で
第13章 刑事 真垣幸太郎

真垣は静香に言われた通り、ソファにおとなしく座っていた。
テキパキと動き回る静香を見て、
このように家事をこなす女が家に居れば、仕事が終わっても寄り道などせずに家に帰るのが楽しくなるだろうなと思っていた。
こちらに背を向けて腰を屈めてトイレにぶちこんだゴミの仕分けをせっせとこなす静香。
豊かなヒップが揺れるのを見ていて、真垣はムラムラしてきてしまう。
『いかんいかん!警察官たるものが女性の尻を見て欲情してどうする!』
真垣は必死にムクムクと起き上がろうとする股間のイチモツをペシペシと叩いた。
「ねえ、真垣さんって…おっぱい星人なの?」
「おっぱい星人?」
「巨乳好きな男の総称よ
だって、ほら、こんなに巨乳モデルのアダルト雑誌が…」
どうする?捨てちゃいます?
ほら、これも、これも…
どれも大きなおっぱいのモデルのアダルト雑誌よ
トイレの中から次々と雑誌を拾い集めてトイレの前に積み上がってゆく。
「そんなに買い集めたつもりはないんだけど…」
「いいのよ、若いんだもの
アダルト雑誌ぐらい読むわよね」
正式には読むんじゃなくて『見る』が正しい。
なんだか静香に自分の恥部をさらけ出してるみたいで、
もう、どうにもなれって感じだった。
「それと…これ、何かしら?」
ほら、これよ。と静香は手にしたモノを真垣に確認させた。
「あっ!そ、それは…!!」
静香が手にしていたもの
それはオナニーグッズのテンガであった。

