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大きなクリの木の下で
第12章 二度目の外泊許可

久々に正常位で腰を振るという運動がこんなにもハードだとは思わなかった。
射精を終えるとおまんこからちんぽを抜いて
テイッシュで拭うことさえ煩わしくて、由里子の体から降りると竹本は大の字になって眠りに落ちる態勢をとった。
「ありがとう…」
甲斐甲斐しく由里子は萎れてゆくペニスをお掃除フェラで綺麗にしてくれる。
情事を終えて労いの言葉でも由里子にかけてあげなければと思うのだが、睡魔はどんどんと竹本の思考を食い潰してゆく。
眠りに落ちる寸前で寝室のドアが微かにコンコンとノックされた。
緩慢な動作で由里子がベッドから抜け出して寝室の外に出た。
「竹本さんは?」
「眠ってしまったわ」
話の相手は、どうやら母親の登喜子のようだ。
「そう…頑張ってくれていたものね
で、どうなの?懐妊しそうなの?」
「今夜は排卵日だからジャストミートしたとは思うけど…」
「何よ、煮え切らない返事ね」
「今月…生理がないのよ」
「えっ?、じゃあ、前回にお泊まりさせた時に?」
「ううん、それはないと思うの、だって、あの日は安全日だったし」
「じゃあ…えっ?もしかして青木さん?」
「かもしれないわ」
『青木?誰だそれ?』
どうやら妊娠の事を話しているようで
眠気など一気に吹き飛んでしまった。
女同士はヒソヒソ話をしているようでも
けっこう声が大きいから寝室にいて聞き耳を立てれば話の内容など筒抜けだった。

