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大きなクリの木の下で
第10章 リハビリテーション

「これ…なんとかしてください」

村中は視線を逸らしながら竹本の股間を指差した。

「えっと…どうにかしろと言われても…」

「そんなに大きいのを聳え立てられたら
気になってリハビリをすることが出来ないわ」

「わかってる。わかってるんだけど…
ほら、これも一つの生理現象でさ…
自分ではどうにも出来ないんだよ」

「困るわ…今日のうちにほぐしたい関節が山ほどあるのに」

「一つだけ萎ませる方法があるんだけど…」

「えっ?本当に?
あっ!?もしかして…射精させてしまうって事?…」

「そのとおりさ、でも、難儀なのは自由に動く左手じゃなかなか逝けないってことなんだよ」

つまり、手伝えってこと?

言葉にこそしなかったが、村中は竹本が言わんとしていることを察して頬を染めた。

「ごめん…節操のないバカちんなもので…」

「いいわ!手伝ってあげる!
じゃなきゃリハビリが前に進めないもの」

そう言いながら村中は介護パンツのマジックテープを剥がして
猛々しく勃起しているペニスを露出させてくれた。

「やだ…大きい…」

射精のお願いなんて、自分でもとんでもないことをお願いしたと竹本は思っているが、アレを萎まさないとリハビリに支障が出ると彼女が言うのだからやむを得ない事だと自分自身を納得させた。

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