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大きなクリの木の下で
第10章 リハビリテーション

診察室で五分ほど待たされただろうか、
コンコンと診察室のドアがノックされて「村中です」とチャーミングな声がした。
「お待ちしておりました、どうぞ、お入りください」
脇本が入室を促すと、
「失礼します」と言いながらドアを開けて竹本と同世代の女性が診察室に入ってきた。
『ほお~…これまたチャーミングな…』
リハビリ専門の女性なので
どうしてもマッスルな女を想像していたが、
村中は良い意味で竹本の期待を裏切った。
均整の取れたボディ…
出るところはほどよく出て、引っ込むところは見事なまでにシェイプアップされ、アニメの峰不二子を実写で配役するなら彼女がピッタリだと思うほどだった。
「竹本さん、彼女がリハビリを担当してくれる村中さんです」
担当医が紹介してくれて彼女は竹本の近くに寄って
「村中です。村中理恵と申します」と言いながら胸の名札を指でつまんで竹本の目の前に差し出した。
前かがみになって名札を見せてくれるのだが、
あまりにも近くに寄ってくれるので、名札よりもその大きな巨乳を凝視してしまう。
その大きさたるや、まるで目の前にスイカを差し出されているかのような感じだった。
おまけに近すぎて彼女の良い匂いが鼻をくすぐる。
香水などは禁止なのだから、着衣の柔軟剤の香りかもしれない。
思わず、その巨乳の谷間に顔を埋めたい衝動にかられた。

