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大きなクリの木の下で
第8章 外泊許可

「ほら、左手が使えるようになったんだから
自分でセットしなさいよ」と
あんたのペニスなんて見たくも触りたくもないわとばかりにベッド脇に突っ立って排尿が終わるのを待った。

「こういうの不慣れなんですよ
下手にシーツを汚してもあなたを煩わせるだけだし、どうか尿瓶口にちんぽを挿入してもらえませんか?」

「本当に面倒な患者ね
由里子さんが甘やかすからね
彼女を叱ってやらないと…」

ブツブツ文句を言いながらも仕方ないわねと彼女は布団を捲って竹本のペニスを初めて目にした。

「やだ…本当に大きいのね…
これだと普通の尿瓶の挿入口じゃ入らないかもね…」

早くペニスを挿入してくれればいいのに
彼女は珍しいものでも見るようにジッと竹本のペニスを鑑賞し始めた。

「すいません、おしっこが漏れてしまいそうなんです」

いつまでも彼女にジッと見られるのも何だが照れ臭くて、ペニスに手を添えて欲しいと願い出た。

「えっ、ああ、そうね」

ハッと我に返った彼女がソッとペニスに手を伸ばした。

「やだ…大きいだけあってかなり重いのね」

まるで品定めするかのようにペニスを手のひらに乗せて、その重さを楽しんでいるかのようだ。

高慢ちきな女に触られても勃起などしないと思った前言を撤回しないといけない。
やはり女性にアレを握られるのは心地よいもので、勃起などするはずがないと思っていたのに、竹本のペニスは彼女の手の中でぐんぐんと逞しくなっていった。
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