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大きなクリの木の下で
第6章 救急病院にて

「うふ…彼女さんよりも先に頂いちゃおうかしら」

悪戯っぽく微笑むと、彼女は股間に顔を近づけて
あろうことか竹本の勃起したペニスをパクッと頬張った。

「えっ?!ウソ!ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

律儀な静香の事だから、ナースが退室するまで部屋に入って来ないだろうが、今のこの状態を見られたら完璧に愛想をつかされるに決まっている。

「ほんと、大きいわね…顎が外れちゃいそうだわ
病院のナースの間で有名なのよ、デカチンが来た~ってね
あなたの担当になったと聞いた他のナースが羨ましがっていたわ」

どう?私、上手でしょ?

口いっぱいに頬張りながらも、その舌は獲物を見つけて巻き付く蛇のようにペニスを縦横無尽に舐めてくれる。
ずっと禁欲状態だった竹本はすぐさま射精感が訪れる。

今、射精するわけにはいかない。
いの一番に射精するのは静香の口の中でと決め込んでいた竹本は、ギプスで固定された腕をわざと動かした。
たちまち激痛が襲いかかってくる。
その痛みに快感が負けてペニスは萎れて行く。
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