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大きなクリの木の下で
第6章 救急病院にて

「アソコ、不快だったでしょ?
今からカテーテルを抜いてあげるわね。
彼女さん、彼氏のアソコからチューブがズルズルって出てくるのを見たくないでしょうから、少しだけ席を外してもらえるかしら?」
ナースにそのように促されて「あ、ご、ごめんなさい」と静香は慌てて廊下に出た。
「うふふ、初心(うぶ)で可愛い彼女さんね」
「あ、いや、僕たちは決してそのような間柄ではなく…」
「そんな言い訳は無用よ
ほら、チューブを抜いてあげるから、思う存分、彼女に触ってもらいなさいな」
そんなことを言いながら、ナースは美男美女のカップルに嫉妬しているのか、かなり手荒にカテーテルチューブを引き抜いた。
「痛っ!!」
放尿したり、射精したりするときの快感には程遠い激痛が尿道からほとばしる。
「ほら、これでもう自由よ
おしっこしたくなったら私たちを呼んでね」
これを使っておしっこを取ってあげるからねと、へんてこりんな形をしたポットのようなものを見せつけた。

