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誰にも言えない、紗也香先生
第5章 川沿いのキャンディゲーム
「冗談よ。ほんの少しのスリル、あなた好きでしょ?」

そして彼女は、ベンチの上のキャンディを拾い、足元へ落とした。
紺色のピンヒールのつま先の上に、それはちょこんと乗っていた。

「さあ、罰ゲーム。
 私の靴から、それをいただきなさい。……ちゃんと、舌を使って」

私は膝をつき、リザの脚の間に体を収める。
首に巻かれたチョーカーがわずかに引かれ、逃げ場はなかった。

ピンヒールの先に、そっと舌を伸ばす。
革の感触と、少し冷たいキャンディの甘み。
それをゆっくりと口に含むと、リザの指が頬に触れて、優しく私の顔を引き寄せた。

「いい子ね、サヤ。……ちゃんと味わって」

私は、甘くて、怖くて、でもどこか安心するこの夜に、
もう少しだけ、身を委ねていたかった。
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