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第10章 新人教師

　未熟なりに鷹野原先生をお手伝いしたいという気持ちが健気でますますかわいいわ、久世川先生。ベテラン先生のもとに配属された新人は見所があるっていうことなんだけど、久世川先生はこういう気遣いもできる子なのね、ステキ。ただ、鷹野原先生の経験があまりに豊富な分だけ、ある種の「権威」を感じてしまっているのかもしれないわね。「上下関係」ではなく、協力し合える関係が築けるといいのだけど。

　「わたしだって、鷹野原先生みたいに時間通りに射精させられるなんてまだまだ未知の世界よ」

　むしろ、こっちが時間も忘れてマジイキさせられてることもしばしば…。そんなことまで新人に告白するわけにはいかないけど…。

　「一乗寺先生はわたしぐらいのとき、性欲処理についてどんなことを考えて過ごしていらっしゃったのかな、って思って」

　そうねぇ。同業の旦那とお互いテクニックを高めるために随分特訓もしていたから、…なんて、まあ、特訓とは名ばかりでお互いの性欲をぶつけ合っていただけだけど。

　「まずは、未熟なら未熟なりにできることを一生懸命していけばいいんじゃないかしら。お〇んこを使わなくたって処理する方法はいろいろあるじゃない？　わたしが副担任のときは手コキかフェラがほとんどだったわよ」
　
　本当は、主担任の先生に内緒でお〇んこも使った性欲処理に励んでいたけど、今は黙っていることにする。

　「『精飲』もされてましたか？」

　セーイン…。え、いきなり『精飲』？

　「まあ、フェラチオは有力な手法なんだけど、『精飲』までするかどうかは…生徒との希望も聞いて、かな」
　「わたし『精飲』なら自信があります」

　えっ、そうなんだ。まあ、飲むところまでいくならフェラチオはいけるってことよね。

　「自信があるって、『精飲』、好きなの？」
　「はい！　お口の中で男子の性欲が爆発する感じがすごく素敵で…。一乗寺先生もお好きですか？　『精飲』」