この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~菊タブー~ さる旧家の闇深い母娘調教録
第15章 :母娘の分断 其のニ…愛子囚われ
東都から北に300キロほど離れた、菊常家の静養所—————。

愛子は優雅に、愛馬に跨り、うっそうと茂る林道を疾走していた。
愛する母を一人西に向かわせ、気にならぬわけではなかったが、従妹の佳子姉の誘いに乗り、小旅行へとでかけたのだ。
ともに乗馬が趣味の二人は、気が合い、この牧場へもたびたび静養を兼ねて遊びに来ていた。
母と自分を窮地から救ってくれた叔母の娘という事もあり、愛子は佳子を信頼している。

休憩のティータイムの後、佳子は愛馬の手綱を引きながら、妙な提案をしてくる。
「フフフ、愛子ちゃん、競争しましょ? どっちがこの森を抜けた教誨に先にたどり着くか…?」
数歳年長の佳子は、気合一閃、白馬に鞭を打ち先を急いだ。
「ああん、待って、よ、佳子お姉さま!」
愛子は、従姉を追いかける。

(おかしいわ…?)
いけどもいけども、まるで迷路のように同じ林の中を切り開く砂利道しか見えてこない。
佳子はどこへ向かったのだろうか?
気づけば視界がくるくる回り始める。
(うぅ、なぜなの全身の力が抜けていくみたい…し、しびれるわ)
愛子は、かろうじて愛馬を停止させたのち、スローモーションのような所作で、ゆっくりと地面に突っ伏した。
その光景を、ほくそ笑んでいたのは、何と叔母の紀子だった――――。
/29ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ