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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第10章 露出狂と少女
「お待たせー。更衣室で彼女さんたちにスッゴい睨まれたよー。何でかなぁ、こわー。」

梨果は制服姿ではなくギンガムチェックのワンピースを着ていた。

「そっか、私服も持ってきていたと言ってたね。」

「うん、何かと制服は目立つ気がするし。まぁ家に帰る前にまた制服に着替えなきゃなんだけどね。」

「素敵だよ、大人っぽく見えるよ。」

「本当?じゃあ“娘”じゃなくて“彼女”に見えるかな??」

イタズラっぽい笑顔で言う。

「彼女って言ったのはお芝居だからだよ。」

「えーっ!」

「おじさんは既婚者だよ既婚者。」

「あれだけ私にイタズラして今更それ言うかなぁ~」

「ふふ、じゃあ帰ろうか。」

「うん!」

私は梨果を抱きしめ口付けをした。舌を入れると梨果も拒まず受け入れてくれた。

……甘い味がした。
温泉の出口に休憩所があり、梨果と私は再び水分補給をし、バスの時間まで休息する事とした。
自販機でスポーツドリンクを二本購入し、一本梨果に渡した。

「ありがとう、おじさん。」

「ごめんね、たくさん水分捕ってね。」

「もう、大丈夫だってばー。心配症なんだから。」

休憩所には騒動の時に入浴していた客が残っていた。浴場は一時的に閉鎖になり、清掃が入っているらしい。
私にも間接的ではあるが彼らを焚き付けた節があるので申し訳なく感じていた。否応なく周りから視線を受けているのがわかる。

ギンガムチェックのワンピースに着替えた梨果はここでも異彩を放っていた。何を着ていてもレトロな雰囲気のこの施設では浮いてしまう。
“さっきまでこんな子が全裸だった”
のが信じられないといった佇まい。ここにいる男性陣はそんな心持ちで梨果を見ていることだろう。
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