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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第9章 混浴露天風呂の少女
初老の男に乗じて別の単独男性がオドオドした口調で話しかけてきた。いかにも女性に縁の無さそうな小太りの男だ。

「こ、こ、こんにちは。」

私はこの男にも初めから目を付けていた。この男も交えて利用しない手はない。

「どうも、こんにちは。」

近づいてきた小太りの男に私は返答した。

「む、娘さんですか?」

鼻息を荒くして先ほどの会話に聞き耳を立ててたなら知っているであろう質問をしてくる。

「いえ、彼女ですよ。」

「え?そ、それってほ、本当なんですか?うらやましい…じゃなくて。えと、か、か、彼女さん…、こ、こんにちは。」

「あ、ええ、こ、こんにちは。」

梨果もつられてどもってしまっていた。

「と、と、と、とても、か、可愛らしい彼女さんですね。」

小太りの男は目を合わせず梨果の乳房を見ながらそう言ったので、顔が可愛いのか乳房が可愛いのかわからないなと心の中で可笑しかった。
見目麗しい裸の美少女と醜く太った男の組み合わせが妙に卑猥に見えた。

「あ、ありがとうございます。」

梨果はそんな彼にも笑顔を向けてぺこりとお辞儀をした。

「ぼ、ぼ僕はそのくらいの、お、おっぱいのほうが可愛くて、だ、だ、大好きだな。」

褒めているつもりだろうが、梨果は小さいのを気にしてるというのに…
そういうところが彼が女性に縁がなさそうに見える所以なのだろう。
梨果は薄気味悪い男に凝視されても乳房を隠さずグッと我慢していた。
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