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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第25章 梨果と田村の契約
仕方なくお茶を淹れるためにお湯を沸かした。その間も私の後ろ姿にいやらしい視線を感じる。

「はい、お茶です。」

お茶を差し出すとダイニングチェアに座る田村さんの真隣に座らされた。

「ありがとう梨果ちゃん。」

「い、いえ。」

「相変わらず“あんよ”が綺麗だね。」

膝に手を置かれた。スカートの裾を今にも捲り上げそうで怖い。

(すごく落ち着かない、お父さんたち早く帰って来ないかな……)

「梨果ちゃん。」

「は、はい!」

呼ばれてビクッとした。

「とうとう三日後だね。」

「あ……はい。」

また特別クロッキー会のことだ。

「楽しみだ、また梨果ちゃんのヌードが描ける。ふふふ……」

全身を舐めるように見回され背中がぞくっとした。

「で、梨果ちゃん、確認しておきたいことがあるのだが……」

「は、はい。」

田村さんは声を潜めて言った。

「“あの男”とはどんな関係なんだい?」

“あの男”というのがおじさんであることは明確だった。とりあえず誤魔化してみる。

「なんのことでしょうか。」

「見たんだよ、夜近所を2人で歩いている所を。」

(……!)

見られていた。なにを見られていたかによって対応を変えなければ。どう答えよう……

「ああ、たまたま道で会ったのでお話していただけです。」

「ほう…あんなことをしててかい?」

あんなことってどのことだろう……
もし全て見られていたらおじさんの立場が危ない。
でもたまたま一緒に歩いているのを見ていただけで“カマ”を賭けられている可能性もある。

これは駆け引きだ。

「あんなこととは?」

「まぁいい……梨果ちゃん、特別クロッキー会の時は私の指示に従う事だ。それができたら君たちのことは忘れよう。」

……誤魔化された。
そうなると認めると取られてもなるべくおじさんに迷惑がかからない選択をするしかなかった。

「……わかりました。」

「ほう!それは嬉しいねぇ。」

8月のクロッキー会を振り返ると相当な辱めを指示をしてくることが予想できた。しかも考える時間はあの日とは比べ物にならないほどある。

「お手柔らかにお願いします……」

正直怖かった。
しかし田村さんの望みはそれだけではなかった。
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