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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第24章 父子で梨果を覗き見
「ここでお風呂入っていきたい。」

「えっ?」

梨果の言葉に驚く友也。

「家だとお父さんに覗かれるの。」

「はっ?!マジで?それお母さんには?」

「言ってない。」

「どうにかならないのかな……」

「もう諦めた。でも今日は楽しかったから楽しいまま眠りたい。」

「わかった、風呂入っていきなよ。」

「友也くん一緒に入る?」

「なっ!え、遠慮しとくよ!」

「あははは、ホント親子揃ってからかい甲斐があるよー。」

「もう!勘弁してよ……」

振り回されっ放しの友也は真っ赤になって風呂を沸かしに行った。
梨果は梨果で友也を元気付けてくれているんだなと思った。


「梨果さん、ギリギリ攻めすぎだって。」

「いいの、わだかまりが少しでもなくなるといいなーって。本当は嘘とか隠し事が苦手なの。」

「でもこっちは家族だから気まずい所もあるよ。」

「一応言って良いことと悪いことは心がけてるつもり。」

「まあ、友也はだいぶ明るくなったけど。」

「友也くんだけじゃなくておじさんとの親子関係も良くなったと思うよ。」

(梨果はそこまで考えているのか……)

「うちのお父さんもコソコソ覗きなんてしないで見たいなら見たいって言えば良いのにって思う。」

「大人は見栄っ張りで体裁ばかり気にするからな……」


「お風呂できたよー」

友也が戻ってきた。

「ありかとう。じゃあお風呂いただきますね。」

「ごゆっくり。」

「二人なら……覗いてもいいよ。」

「だ、だから……!!」

「ふふふっ。」

梨果は脱衣室に入って行った。

「友也。」

「なに?」

「覗くか。」

「え?マジで?」
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