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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第20章 ヌードモデルの選択

帰宅し玄関で靴をしまっていると友也が私のところにやってきた。
「父さん……昨夜梨果さんあの後どうした?」
この質問にはさすがに嘘をつくほかない。
「父さんが一眠りして居間に戻ったら梨果さんが一人で片付けをしてくれていたよ。友也は何をしてたんだい?」
「ごめん、ちょっとあって……」
「そうか……」
事の顛末を知っているだけに理由は聞かない。むしろ聞けない。
「……梨果さん、何か言ってた?」
「いや、特には言ってなかったよ。ごちそうさまって。」
「そっか……帰りは?大分遅くなったと思うけど。」
「父さんがお宅まで送って行ったよ。」
「そっか、ごめん。」
「いや……」
友也が不憫でならなかった。しかし何もしてあげることはできない。
「試験、頑張れよ。」
「うん……勉強してくる。」
「夕飯が出来たら呼ぶよ。」
「うん。」
今日も美味いものを作ってやろう。
「父さん……昨夜梨果さんあの後どうした?」
この質問にはさすがに嘘をつくほかない。
「父さんが一眠りして居間に戻ったら梨果さんが一人で片付けをしてくれていたよ。友也は何をしてたんだい?」
「ごめん、ちょっとあって……」
「そうか……」
事の顛末を知っているだけに理由は聞かない。むしろ聞けない。
「……梨果さん、何か言ってた?」
「いや、特には言ってなかったよ。ごちそうさまって。」
「そっか……帰りは?大分遅くなったと思うけど。」
「父さんがお宅まで送って行ったよ。」
「そっか、ごめん。」
「いや……」
友也が不憫でならなかった。しかし何もしてあげることはできない。
「試験、頑張れよ。」
「うん……勉強してくる。」
「夕飯が出来たら呼ぶよ。」
「うん。」
今日も美味いものを作ってやろう。

