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わたしの放課後
第6章 天使と悪魔

《おじさんは悪い人じゃないけど、わたしみたいな女子高校生とセックスしているのはどうしてなんだろう? いい歳をしている割にちょっと分別がないんじゃないのかしら?》
セックスして欲しいとおじさんにお願いしたのはわたしのほうで、おじさんはその希望をかなえてくれただけなのに。授業が始まったけどわたしは上の空でいる。鐘が鳴って授業が終わった。…というか、正確には、鐘が鳴ったのも気付かず、まわりのクラスメイトが次の授業が行われる教室に移動し始めてようやく授業が終わっていることに気が付いた。
《えっ! もう?》
『キツネにつままれた』ような気持ちでわたしも教室を移動したが、次の授業もそんな感じで終わってしまった。慌てて移動したから、ペンケースを忘れてしまい人に鉛筆を借りる羽目になった。
《こんなことばかりで…どうしよう…でもヤリたい…》
からだの疼きはとまらない。トイレでおそるおそる覗いたパンティはびしょびしょに濡れていた。放課を告げる鐘が鳴って、わたしは駅に急いだ。走り出したいくらいだった。走っても乗る電車は同じだから走りはしなかったけど。おじさんはいつものように優しく迎えてくれた。布団に寝かされてパンティを下ろしてもらう。びしょ濡れになっていてももうどうでもよかった。そしていつものように体を重ねた。
《なんか、ちがう…どうして? あんなにヤリたくてヤリたくてしかたがなかったのに…》
気持ちいいのに、期待していたアクメの感覚には届かない。おじさんはいつものようにわたしの中でゆっくり動いて、わたしのあそこもビクビクって震えてはいるのに、快感が勝手に集まった下半身から頭が支配されるような感じにならない。下半身に集まる快感に集中しようとしても、どういう訳か、今日の学校の一コマ一コマが頭を過っていく。おじさんもそんなわたしに気付いていたようだ。
「今日の恵子ちゃんはこころがカラダに勝ってたみたいだね」
わたしから身体を離したおじさんが、わたしの頭を撫でながら囁く。
「わたしもなんか違う…って。気持ちいいのは確かなのに、この前の感じとは違う…。でも、なんでわかるんですか?」
「いつもみたいに『ダメ』って言ってなかったし。カラダの快感だけが突っ走る感じではなかったみたいだね」
「そうなんです…。でも、どうしてなんだろう…」
セックスして欲しいとおじさんにお願いしたのはわたしのほうで、おじさんはその希望をかなえてくれただけなのに。授業が始まったけどわたしは上の空でいる。鐘が鳴って授業が終わった。…というか、正確には、鐘が鳴ったのも気付かず、まわりのクラスメイトが次の授業が行われる教室に移動し始めてようやく授業が終わっていることに気が付いた。
《えっ! もう?》
『キツネにつままれた』ような気持ちでわたしも教室を移動したが、次の授業もそんな感じで終わってしまった。慌てて移動したから、ペンケースを忘れてしまい人に鉛筆を借りる羽目になった。
《こんなことばかりで…どうしよう…でもヤリたい…》
からだの疼きはとまらない。トイレでおそるおそる覗いたパンティはびしょびしょに濡れていた。放課を告げる鐘が鳴って、わたしは駅に急いだ。走り出したいくらいだった。走っても乗る電車は同じだから走りはしなかったけど。おじさんはいつものように優しく迎えてくれた。布団に寝かされてパンティを下ろしてもらう。びしょ濡れになっていてももうどうでもよかった。そしていつものように体を重ねた。
《なんか、ちがう…どうして? あんなにヤリたくてヤリたくてしかたがなかったのに…》
気持ちいいのに、期待していたアクメの感覚には届かない。おじさんはいつものようにわたしの中でゆっくり動いて、わたしのあそこもビクビクって震えてはいるのに、快感が勝手に集まった下半身から頭が支配されるような感じにならない。下半身に集まる快感に集中しようとしても、どういう訳か、今日の学校の一コマ一コマが頭を過っていく。おじさんもそんなわたしに気付いていたようだ。
「今日の恵子ちゃんはこころがカラダに勝ってたみたいだね」
わたしから身体を離したおじさんが、わたしの頭を撫でながら囁く。
「わたしもなんか違う…って。気持ちいいのは確かなのに、この前の感じとは違う…。でも、なんでわかるんですか?」
「いつもみたいに『ダメ』って言ってなかったし。カラダの快感だけが突っ走る感じではなかったみたいだね」
「そうなんです…。でも、どうしてなんだろう…」

