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友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁
第7章 第6話 最終決戦(さいしゅうけっせん)
「加護一族の総意は理解しました。本当に心苦しいことですが、皇室に嫁ぐ提案を受け入れて頂けない以上はあなたから子宮を摘出させて頂く他ありません。ご令嬢、この老いぼれをどうかお許しください……」
「社長、一大事です! 今すぐこの場を離れましょう!!」
但馬屋門左衛門が涙目でケイ先生に最後の言葉を告げたその時、黒いスーツに身を包みサングラスを着用した若い男性が地下の密室に駆け込んできた。彼は但馬屋門左衛門の側近かつ守衛を務める青年だった。
「突然驚くではないか。何があったのだ?」
「実はそちらのご令嬢の教え子と名乗る5人の若者がこの秘密基地に殴り込みをかけてきたのです。過激派の青年たちと但馬屋の実力部隊が応戦したものの常人であるはずなのにこちらの精鋭は次々に倒され、地下にたどり着くのも時間の問題です。闇医者は到着を遅らせておりますから、あれに対処を任せて社長は避難してください」
「ううむ……分かった。ご令嬢、今からあなたの教え子たちがあなたを助けに来ます。我々もこのような時に備えて用意した最強の戦士を向かわせますから、ここで決着を付けましょう。お互い敵同士ですがご武運をお祈りしております」
「承知いたしました。お互い無事に生き残ってまた美味しいおかきを一緒に食べましょうね☆」
但馬屋門左衛門は無言で頷くと側近に手を引かれて地下の密室を後にし、密室には身体を拘束されたままのケイ先生が一人残されていた。
そして……
「社長、一大事です! 今すぐこの場を離れましょう!!」
但馬屋門左衛門が涙目でケイ先生に最後の言葉を告げたその時、黒いスーツに身を包みサングラスを着用した若い男性が地下の密室に駆け込んできた。彼は但馬屋門左衛門の側近かつ守衛を務める青年だった。
「突然驚くではないか。何があったのだ?」
「実はそちらのご令嬢の教え子と名乗る5人の若者がこの秘密基地に殴り込みをかけてきたのです。過激派の青年たちと但馬屋の実力部隊が応戦したものの常人であるはずなのにこちらの精鋭は次々に倒され、地下にたどり着くのも時間の問題です。闇医者は到着を遅らせておりますから、あれに対処を任せて社長は避難してください」
「ううむ……分かった。ご令嬢、今からあなたの教え子たちがあなたを助けに来ます。我々もこのような時に備えて用意した最強の戦士を向かわせますから、ここで決着を付けましょう。お互い敵同士ですがご武運をお祈りしております」
「承知いたしました。お互い無事に生き残ってまた美味しいおかきを一緒に食べましょうね☆」
但馬屋門左衛門は無言で頷くと側近に手を引かれて地下の密室を後にし、密室には身体を拘束されたままのケイ先生が一人残されていた。
そして……

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