この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
友森学苑の秘密 やまとなでしこケイ先生は俺の嫁
第7章 第6話 最終決戦(さいしゅうけっせん)
「ケイ先生を嫁にするのは俺だあっ!!」
「!!??」

 俺は総合格闘技で鍛えた右足を機械人形の後頭部に叩き込み、全力の一撃を機械の身体に受けたダンケーヤシャーゴは密室の壁まで吹き飛ばされた。


 それと時を同じくして地上の激戦を制した城戸と山形と日下も地下室に躍り込んできて、先ほどの飛び蹴りで全力を使い果たした俺を放置して高木も加えた4人でダンケーヤシャーゴに集中攻撃を加えた。

 俺が床から起き上がった時にはダンケーヤシャーゴは2本の刀を折られた上に両腕両脚と隠し腕をあらぬ方向に曲げられて沈黙していて、ここに但馬屋門左衛門が開発した加護一族の最強の敵は倒されたのだった。


 ダンケーヤシャーゴの沈黙と同時にケイ先生を拘束していた機械も機能を停止し、両腕両脚と腹部を挟み込んでいた合金が突然解除されたケイ先生は乳房を乾いたローションまみれにされたまま密室の床に滑り落ちた。この時、ダンケーヤシャーゴの敗北を知った但馬屋門左衛門が遠隔操作で拘束を解除していたということはずいぶん後になってから知った。


 突然拘束を解かれて驚いているケイ先生をほっとして眺めていた俺に、他の4人は目線だけで次なる行動を命じた。


 全てを理解した俺は密室の床をゆっくりと歩くと、地面に転がったままのケイ先生の美しい身体を両腕で持ち上げた。


 いわゆるお姫様抱っこの体勢で背の高いケイ先生の身体を抱きかかえたまま、俺は……


「古田くん……」
「ケイ先生。……俺のお嫁さんになってくれますか?」
「……はいっ☆」

 今この場でケイ先生を妻に迎えることが決まった嬉しさで、俺は腕の中のケイ先生の唇を優しく奪った。

 ケイ先生も長い両腕を伸ばして接吻しながら俺の頭を抱きしめてくれて、そんな俺とケイ先生を高木と日下と城戸と山形は拍手をしながら微笑ましく眺めていた。
/62ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ