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続・白昼夢
第10章 再びセックス

見てみると古川からだった。

『事故で道が混んでるから遅くなるよ…』

私は凄く遅くなるのだろうかと思いこう聞いてみた。

『凄く、遅くなりそうなの?』
『午後1時までには着くと思うけど…』

『分かったわ…』

するとこんなことを聞いてくる。

『行かない方がいい?』
『え?来てもいいわよ…』

『分かった、行くね…』

私は多分、国道246で事故があったのだろうと思っていた。
246で事故だとなるとかなり時間が掛かると想像できた。

果たして午後1時までに古川は来るだろうか。
そんな事を思っていた。

午後1時過ぎに来るとしたらお昼はどうしようか。
食べている時間などあるだろうか。

そんな思いを巡らせながらチラチラと部屋の時計を見ていたのを覚えている。
時計は規則正しく時を刻んでゆく。

私は古川からの連絡を待った。
時計をまた見てみると午後1時をちょっと過ぎた頃だった。

私のスマホのメッセージが鳴ったのだ。
見てみると古川からだった。

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