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続・白昼夢
第9章 再び

私は迷いながらも古川の事がまだ気になっているのだとこの時気づいたのだ。
それに古川のことを多少なりとも好きなのだと思った。

本当に趣味、嗜好さえ合えば付き合って見ても構わないとさえ思っていたのだ。
そこで、こう古川に聞いてみたのだ。

『やっぱり、私たちってどうにもならないのよね?』

すると、こんな返事が返って来る。

『どちらかが折れないと無理だね…』
『趣味、嗜好が違い過ぎるわ…』

やはり、古川とは付き合えないと感じてしまう。
だが、古川はこう言ってくる。

『経験してから決めてくれとは思うけど(笑)経験してみて無理なら納得いくけどしたことなくて無理はアヌスセックス好きなヤツからしたら納得できない…まぁ、セフレだし合わなきゃ続かないしね(笑)』

この言葉を聞いて確か、古川は私の事をセフレだと言ったのだ。
それを思い出していた。

でも、趣味、嗜好が全く違うのだ。
私は古川の趣味、嗜好に合わせる気はなかった。

その事を告げると古川はこう書いて来る。

『メッセージして悪かったね、さよなら…』

私はこれを読んでちょっとガッカリしてしまう。
これで、本当に終わったのだとこの時感じた。

だが、暫くするとこんなメッセージが届く。


『アヌス経験してみる?』

私はこれを読んでも経験したいとは思わなかった。
私はこの問に返事を書くことはなかった。

すると、古川からもメッセージは来なくなった。
日曜日の夜はこうして終わったのだ。

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