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続・白昼夢
第7章 口論

私にはそのような趣味、嗜好はない。
なので、こう返事を書いた。
『そこまで私には理解は及ばないわ…』
すると尚もこう言ってくる。
『トイレでうんちしてるのは見せられるの?』
『それも無理だわ…』
『やっぱり、フツーの人だね…うんちやおしっこ見られたからって死ぬ訳でもないのに…』
私はこの事を聞いて益々理解できないと思ったし、古川とは付き合えないのではないかと感じたのだ。
尚も古川はこう言ってくる。
『ま、経験しない人には分からないよね…』
『そうね、多分、そう言う所を見られるのが恥ずかしいのだと思うわ…』
『それがいいのに…勿体ないね…』
何が良くて何が勿体ないのだろう。
私には理解できなかった。
それに、私はアヌスセックスやスカトロセックスを知ってしまったら、もうフツーのセックスには戻れなくなるのではないかと感じていたのだ。
それは、古川を見ていてそう感じたのは言うまでもない。
その事を古川に書いて送った。
すると、非常に興奮した様に返事が返って来る。
『じゃあ、経験してみれば?イメージばかりで拒否とか無理とは無駄すぎ!!』

