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続・白昼夢
第4章 セックス

右に曲がるとパーキングが見えてくる。
私は古川にこう言ったのだ。

「何番に停めたんだっけ?」
「うん、4番だよ…」

「で?いくら?」

私はパーキングの支払いをしようと思いお財布をバッグから出して用意していた。
古川が清算のボタンを押してこう言う。

「900円だって…」
「あら、900円なの?」

私は思ったよりも安いのだとこの時思っていた。
1,000円札を古川に渡した。

1,000円札は古川の手から精算機の機械へと吸い込まれてゆく。
お釣りの100円玉が“カラン”と音を鳴らしながらお釣りの器に流れてくる。

それを古川は私に渡そうとしてくれる。
でも、私は1,000円貸した事にしたくてこう言ったのだ。

「いらないわ…」
「そんな事ないでしょう?」

「いらないから…」
「それじゃ、ダメでしょう?受け取って…」

私は半ば強引に古川から100円玉を押し付けられた。
仕方なく受け取るとそれをお財布の小銭入れに入れながらこう言ったのだ。

「今日はありがとう…じゃ、またね…」
「うん、ありがとう、また来るね…」

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