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続・白昼夢
第3章 再会

私はそれを読み返事を書くと部屋の片づけを始める。
11時半だと後1時間ある。

1時間もあれば大抵の物は片づけ終わる。
片づけが終わると私はCDコンポの電源を入れた。

そして、私の大好きな“エンヤ”のCDアルバムを1枚取り出すとコンポに入れてスタートボタンを押した。

部屋にはエンヤの天使の様な声が部屋の中を満たしてゆく。

私はそのエンヤの歌声を聴きながら古川が来るのをダイニングテーブルの椅子に腰かけて待っていた。

暫くすると携帯のLINEが鳴った。
誰かと思い見てみると古川からだった。

『道、混んでるから少し遅れそう…』
『うん、分かったわ…』

横浜市のお隣の大和市から電車で来れば30分程で私の家に着くだろう。
だが、車で来るとなるとそうはいかない。

多分、国道246が混んでいるのだろうとは予想できた。
私はLINEを閉じるとまたエンヤの声を聴いて古川を待つ事にした。

どれだけの時間エンヤの歌声を聴いていただろう。
12時ちょっと過ぎに今度はLINE電話が鳴った。

古川からだった。

『真理子さん?前と同じ場所にいるから来てくれる?』
『分かったわ、今行くから待ってて…』

私はそう言うと携帯を持ち自宅のドアを開け古川が待っている場所まで歩いて行った。

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