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続・白昼夢
第11章 想い

でも、何かに気づいたように尚もこう言ってくるのだ。

『真理子さ、その子は真理子の自宅を知ってるんだよね?』
『ええ、知ってるわ…』

『なら、気を付けないといけないよ?』
『そ、そうね…』

でも、私は古川が私の家に突然来るとは思ってはいなかった。
そんな度胸は古川にはないと思っていたからだ。

尚も香織はこう言ってくる。

『その子、真理子の事が好きなんだよ…お母さんみたいで包容力が真理子にはあるから、甘えたいんだと思うよ…』

『え?何故、そう思うの?』
『え?今その子の心が少しだけ見えたから…』

それを聞いて、本当に古川は私の事を好きなのだろうか。
そう思ってしまう。

私の気持ちは徐々にではあるが古川から離れていくように感じていた。
古川の事を好きかと聞かれたら、少なからず好きだと言える。

でも、本気で付き合いたいかと聞かれたら確実に断るだろう。
古川とはまるで水と油の様だと私は感じていた。

いくらお互い好きであってもどうしても交じり合えない関係なのだと改めて思っていたのだ。

私は火曜日に古川と会ってからその後、連絡をすることはなかった。
本気でもう会うのをやめようと思ったのだ。

でも、次の週の木曜日にこんなメッセージが届く。

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