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雨が好き
第123章 6年後・・・
私はと言うと、ずっとお父さんといっしょに『みなと町』を守っていた。
ただ、前よりもできることが増えてきた。
今では、仕入れや経理計算こそお父さんが担当してくれているけれども、実質の営業は私がほぼひとりで行っている。
ただ一つを除いては。
「ナポリタンを貰おうかね」
おばさんの注文を受けて、私はお父さんに声をかけた。
そう・・・この秘伝のナポリタンだけは、どうしても同じ味にならないのだ。
何度か教えてもらったのだけど・・・。
だから、もう少しだけ、お父さんには頑張ってもらおうかな・・・なんて考えている。
そうそう、話を戻そう。
結婚して蒼人が職を変えた次の年
私たちは、第一子である水岬を授かることができた。
そして今、私のお腹の中には、新しい命が確実に育っているのだ。
「はい、どうぞ。水岬・・・ミニミニサンドイッチよ?」
お皿には小さく切った柔らかなパンに、
これも小さく切った具材を挟んだ彼女のためのミニサンドイッチが並んでいた。
水岬の大好きなメニューだった。
ところが・・・
「あ!」と声を上げると、水岬はぴょんと椅子から飛び降りる。
ただ、前よりもできることが増えてきた。
今では、仕入れや経理計算こそお父さんが担当してくれているけれども、実質の営業は私がほぼひとりで行っている。
ただ一つを除いては。
「ナポリタンを貰おうかね」
おばさんの注文を受けて、私はお父さんに声をかけた。
そう・・・この秘伝のナポリタンだけは、どうしても同じ味にならないのだ。
何度か教えてもらったのだけど・・・。
だから、もう少しだけ、お父さんには頑張ってもらおうかな・・・なんて考えている。
そうそう、話を戻そう。
結婚して蒼人が職を変えた次の年
私たちは、第一子である水岬を授かることができた。
そして今、私のお腹の中には、新しい命が確実に育っているのだ。
「はい、どうぞ。水岬・・・ミニミニサンドイッチよ?」
お皿には小さく切った柔らかなパンに、
これも小さく切った具材を挟んだ彼女のためのミニサンドイッチが並んでいた。
水岬の大好きなメニューだった。
ところが・・・
「あ!」と声を上げると、水岬はぴょんと椅子から飛び降りる。

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