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雨が好き
第123章 6年後・・・
ぴぴぴぴぴ・・・

タイマーが鳴り、BLTの焼き上がりを告げてくれた。
もう少し余熱で温めておく。

その間に牛乳をスチーマーにかけて柔らかく泡立てて
カップに注いだコーヒーの上からゆっくりとラテ(牛乳)を注いで・・・

あらかじめ盛り付けてあったお皿に包み紙に挟んだBLTをアレンジ
お盆に乗せて・・・

「はい・・・『みなと町』のランチです」

彼の目の前に置くと、いつもの笑顔を向けてくれる。

「何時に出るの?」
「うん、1時には出るよ」
「今回は?」
「えっと・・・青森県・・・十和田ってところ」
「2日間?」
「予定では」

そうか・・・2日も彼は留守にするのか。

「水岬(みさき)は?」
BLTを頬張りながら彼が言う。
「恵美子おばさんのところよ」
彼が行くなら呼ばなくちゃ・・・そう思った時、丁度、『みなと町』の扉を開いて二人が入ってきた。

「パパ!!」
水岬が可愛らしいピンクのスカートをヒラヒラさせながら蒼人に駆け寄る。
その勢いのまま、足にぎゅっとしがみつくものだから、彼が少しよろけそうになる。

「水岬!いい子にしてたか?」
「うん!」
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