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雨が好き
第122章 神社・・・再び
「あなたが・・・みなとさんが
 僕を見つけてくれた日です」

その瞬間、世界が深い水の底に沈んでしまったみたいに、くもってしまう。
私の両の目から、涙が溢れ出したのだ。
傘を持つ手にぎゅっと力がこもる。

溢れた涙は零れて零れて
頬を伝って落ちて、雨に混じって、地面に消えた。

気がついたら、蒼人さんも泣いていて
見つめ合う私たちの他には、ここには何もなくて
ただ、雨音だけが優しく佇んでいた。

「あなたに会えて・・・僕は温かい世界に戻ってこられた
 そうでなければ、僕は一生、あの冷たい雨の中にいたはずだった
 だから・・・」

蒼人さんの言葉
私の想い

胸に溢れて、
涙が止まらない。

私、今きっと、顔、ぐしゃぐしゃだ
しゃくりあげるように嗚咽してしまっていて・・・
悲しいわけじゃない、もちろん辛いわけでもない
でも、どうしても涙が・・・止まらない。

思い出す。たくさんのこと。
記憶は重なって、溢れ出して、頭を巡って・・・

そう・・・私はあの日、神様に会った
それは雨の神様
優しい神様は、暗闇の中で膝を抱えている私をちゃんと見つけてくれた。
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