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雨が好き
第121章 水際さん
水際さんの調子に引っ張られて、ちょっと油断してしまったのかもしれない。
「耀さんは?」
口をついて出てしまってから、いけないと思ったが後の祭りだった。
水際さんの顔がこれ以上ないほど真っ赤っ赤になる。

「え・・・あ・・・いやっ・・・な、なんで!?」
いつも余裕がある水際さんが、こんなになるなんて・・・。
ちょっとびっくり。

「いや・・・えと・・・」
私の方もしどろもどろ。
そんな様子を見た水際さんが・・・あ!っと声を上げる。

「もしかして、耀とみなとちゃんて・・・!?」
「えっと・・・先週もここでお茶して・・・」
そんなところから、色々答え合わせ。

「そっか〜、どうりで耀が急にチョコだの何だのって・・・そういうことか・・・」
「うん・・・私も、耀さんに、蒼人さんとのこと、相談したり・・・」

ま、私には聞きにくいわな・・・と水際さんが言ってくれて、随分気持ちが楽になった。
別に悪いことをしているわけじゃないけれども、何となく水際さんに後ろめたく感じていたところがあったからだ。
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