この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨が好き
第108章 初めての夜
【初めての夜】
部屋の灯りが落とされて、
私たちは、間近で互いの瞳を見つめ合う。
『私はずっと、あの夕闇の中に佇んでいた。
ひとりで、ずっと、ずっと、誰の目も、声も届かないところで、
止まった時の中、永遠に終わらない夕暮れに閉じ込められていた。』
『でも、あなたは私を見つけてくれた
初めてのキスは・・・そう、花火大会の夜・・・』
花火の一瞬の光に世界が照らされた、あの日の夜のように、
蒼人さんの唇が、私のそれに優しく触れる。
温かさが、私の中に流れ込んでくる。
『私が怖かった時、ひとりだったとき、
あなたはそばにいてくれた・・・』
ゆっくりとパジャマのボタンが外される。
あなたの手が私の肌に滑り込んでくる。
触れられたところが、触れられただけ震えて、熱を持つ。
肌と肌、もっと近くで触れ合って、
あなたの気持ちがそのまま伝わってくるみたいに感じる。
部屋の灯りが落とされて、
私たちは、間近で互いの瞳を見つめ合う。
『私はずっと、あの夕闇の中に佇んでいた。
ひとりで、ずっと、ずっと、誰の目も、声も届かないところで、
止まった時の中、永遠に終わらない夕暮れに閉じ込められていた。』
『でも、あなたは私を見つけてくれた
初めてのキスは・・・そう、花火大会の夜・・・』
花火の一瞬の光に世界が照らされた、あの日の夜のように、
蒼人さんの唇が、私のそれに優しく触れる。
温かさが、私の中に流れ込んでくる。
『私が怖かった時、ひとりだったとき、
あなたはそばにいてくれた・・・』
ゆっくりとパジャマのボタンが外される。
あなたの手が私の肌に滑り込んでくる。
触れられたところが、触れられただけ震えて、熱を持つ。
肌と肌、もっと近くで触れ合って、
あなたの気持ちがそのまま伝わってくるみたいに感じる。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


