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雨が好き
第107章 夜のはじまり
しばらくシャワーの音なんかが聞こえていたけれど、
私はテレビを見る気にもあまりなれなくて、
ソファの上で、カチコチになっていた。
ドライヤーの音が聞こえてきたかと思うと、蒼人さんが出てきた。
柔らかそうなコットン素材のルームウェア風
深い緑と黒のタータンチェック模様のパジャマを着たお風呂上がりの蒼人さんは、
お顔が少し赤らんでいて、身体もあったかそうに上気しているみたいで、
なんだかいつもと違う雰囲気だった。
きっと、お家でしか見せていない蒼人さんの姿
そう思うと、なんだかすごく特別な感じがした。
「え・・・っと、みなとさん?」
そう声をかけられて初めて、
彼のことを自分がじっと見つめているのに気がついた。
そして、同時に、さっき蒼人さんが私を見つめていたときの気持ちが、
なんとなく分かって、なんだか胸の奥が、くすぐったく感じてしまっていた。
私はテレビを見る気にもあまりなれなくて、
ソファの上で、カチコチになっていた。
ドライヤーの音が聞こえてきたかと思うと、蒼人さんが出てきた。
柔らかそうなコットン素材のルームウェア風
深い緑と黒のタータンチェック模様のパジャマを着たお風呂上がりの蒼人さんは、
お顔が少し赤らんでいて、身体もあったかそうに上気しているみたいで、
なんだかいつもと違う雰囲気だった。
きっと、お家でしか見せていない蒼人さんの姿
そう思うと、なんだかすごく特別な感じがした。
「え・・・っと、みなとさん?」
そう声をかけられて初めて、
彼のことを自分がじっと見つめているのに気がついた。
そして、同時に、さっき蒼人さんが私を見つめていたときの気持ちが、
なんとなく分かって、なんだか胸の奥が、くすぐったく感じてしまっていた。

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