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雨が好き
第107章 夜のはじまり
「みなとさん、お風呂、入りました
 先に入ってください」
そんな声がお風呂の方から聞こえたので、私は「はいっ!」、と場違いに大きな声で答えてしまった。

お風呂に入って、
一通り身体をきれいにする。
いつもは湯船にのんびり浸かるのだけど、
蒼人さんをあまり待たせるわけにはいかないかなと思って、気持ち早く出た。

お化粧は・・・
『お風呂の後のお化粧は、多分、みなとさんならしなくても大丈夫です』
『化粧水と乳液と・・・あと良ければ少し色のついたリップなんかくらいで』
って耀さんは言っていた。

ここにきて、本当に聞いておいてよかった、と思う。
私一人だったら、きっとここで固まっていたに違いない。

スキンケアをして、髪の毛を乾かして、下着を替えて、パジャマを着て、
お風呂から出たときには、蒼人さんがライティングビューローでパソコンを開いていた。

蒼人さんが私の方を見て、一瞬固まったようになる。

え?え?・・・どうしたの?

私も同じように固まってしまって。
はっと、蒼人さんが突然気づいたように、立ち上がって、

「あ、あの・・・僕も、入ってきます。
 えっと、その、テレビとか見て、待ってていただけますか?」

そんなふうに言って、自分の着替えかな?を持って、お風呂に入る。
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