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雨が好き
第106章 雨の庭
初めての夜

今まで、蒼人さんとお夕食を食べたことは何度もあったけれども、
二人きりの夜は、確かに初めてで、
その言葉はなんだか本当に特別っていう感じで
私は何度も、何度も心の中で繰り返してしまった。

「もう一回、いいかな?」

そう言われて、ぎゅっと、スパークリングワインの注がれた細長いグラスを持つ手に力が入っちゃいそうだったけど、

私は、小さく頷いた。

「・・・僕と、みなとさんの、初めての夜に・・・」
「蒼人さんとの、初めての夜に・・・」

チン・・・

グラスが再びぶつかり合う
心が触れる

夜の庭に降り注ぐ雨の音が、
そんな二人を、優しく包んでくれていた。
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