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雨が好き
第105章 ショッピング
「試着、できるみたいですよ?」
え?って私が固まっている内に、蒼人さんが店員さんを呼んできて、試着をしたいと言ってしまっていた。

店員さんがサイズを出してきてくれて、店の奥にある試着室まで案内された。

水際さんと、何度かこういうことをしたことがあったけれども、
蒼人さんとはほとんど初めてだった。

ああ、そう言えば、ハイキング用のお洋服を買ったとき以来かもしれない。

お着替えを済ませ、試着室の鏡の前、少しあちこちを見てみる。
着方、おかしくない?
背中の方、ちゃんとできている?

それから前を向いて、ちょっとだけ乱れた髪の毛を直してみて・・・
そしてもう一度くるりと鏡の前で周ってみる。

大丈夫・・・な気がするけど、
蒼人さんにどう思われるかな・・・

ハイキングの服を選んだときもそうだったけれど、
なんとなく、新しい服を蒼人さんに見てもらうのは、
まだ気恥ずかしい気持ちがあるし、なにより、ドキドキする。

だから私は、ことさらにそっとカーテンに手をかけ、ゆるゆると開いていく。
カーテンの向こうには、蒼人さんがいて・・・

そう言えば、前はここで何回も前や後ろから、お洋服を見られて、それで・・・

「みなとさん・・・か、可愛いです!」
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